宇部井筒屋(宇部市常盤町1、TEL 0836-35-8100)で1月21日、作品展「松本零士の世界展」と「手塚治虫 版画展」が始まった。
「夢とロマンをのせて」をサブタイトルに、日本を代表する両作家の軌跡を紹介する同展。松本さんの代表作「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」「宇宙海賊キャプテンハーロック」や、手塚さんの代表作「鉄腕アトム」「ブラックジャック」「ジャングル大帝レオ」「リボンの騎士」のセル画と版画75点を中心に、漫画本や資料本を展示する。
会場には、松本さんの直筆画8点も展示。「銀河鉄道999」などをモチーフに「時間は夢を裏切らない!!夢も時間を裏切ってはならない」「明日への希望」などの言葉が入った画は見どころの一つ。
同展を取りまとめるジョイプランニング(大分県中津市)の荒瀬公一社長は、「宇部では初の開催。松本さんは今月喜寿を迎えることから、それを記念したものでもある。幅広い年代のファンを持つ手塚さんの作品と、松本さんの作品を同時に見られる作品展はなかなかないのでは」と来場を呼び掛ける。
会場横では、グッズ販売スペースも展開する。営業時間は10時~18時30分(最終日は16時まで)。入場無料。今月26日まで。