梅が見頃を迎えている宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で2月22日、「梅見頃キャンペーン」が始まった。
例年より1週間ほど早い1月22日に「梅の開花宣言」を発表した同園。湖水ホール横の梅園に、白加賀、青軸、紅梅、豊後の4品種約100本の梅を植樹。2月23日現在、満開の品種もあり、白と桃色の花が鮮やかに見頃を迎え、梅園に漂う甘い香りが春の訪れを感じさせる。
同園管理課の又野裕司さんは「見頃は3月上旬ごろまでと思う。梅に焦点を当てたこのキャンペーンも3年目になり、当園に梅があるということを年々周知してもらえているようだ」と話す。
キャンペーン期間中、目玉イベントとして3月1日に「梅まつり」を開催する。梅園を回る「クイズラリー」を行うほか、梅干しの種の飛距離を競う「梅干しの種飛ばし世界大会」(先着200人まで参加可能)や、県内産を中心とした30種類以上の梅酒の試飲会と即売を行う「梅酒フェスタ」(試飲チケット1枚500円)などを開く。
「来月には当園内の動物園も『ときわ動物園』としてリニューアルオープンし、桜まつりも始まる。春を迎えるこれからイベントがめじろ押しになるので、当園全体を楽しんでもらいたい」と来園を呼び掛ける。
同キャンペーンは3月8日まで。期間中のイベントなど詳細は同園ホームページで確認できる。