山口の交流施設・山口市菜香亭(山口市天花1)で3月28日・29日の2日間、着物イベント「春&キモノ ときめき市」が開催される。
着物を気軽に楽しんでもらおうと、「山口着物愛好会」が主催する同イベント。同会は、着物を着る機会と交流の場を提供することを目的に、市内で着付け教室「Traum(トラウム)」を開くスギイアヤカさんが中心となり2012年に発足。七夕やクリスマスなど季節ごとに着物を着て楽しむイベントを開いてきた。
同イベントは今回が初開催。「着物は敷居が高いように感じられがちだが、そうではなく、気軽に羽織って着物でのコーディネートを楽しんでもらいたい。着物に興味のある人や初心者の人など、着物の世界の入り口に立っている人に発信できる機会を作りたいと企画した」とスギイさん。
当日は、着物や和小物などの販売ブースとワークショップを展開。広島の着物リサイクルショップ「夢さがし」(広島市中区)や、和小物や和雑貨を取り扱う萩の「涼山泊」(萩市呉服町2)が出店・販売するほか、山口や宇部・山陽小野田など地元作家が作る和小物や手書き傘、着物をリメークした服やバッグもそろえる。
ワークショップでは、カラフルな組みひもから好みの色合いを選び手作りする「夏用レース帯締め作り」(3,500円)や、着物に似合うポイントメークを体験できる「ワンポイントメイク」(500円)などを開く。
「着物を着たいけど何から始めていいか分からない方から、着物を楽しんでいる方まで楽しんでいただける内容。着物は気軽に楽しめることを発信していきたい」とスギイさん。
開催時間は10時~17時(29日は16時まで)。