広域宇部圏を巡る「大人の社会派ツアー」、予約開始 3時間で完売のツアーも

昨年モニターツアーとして実施した「船からの工場群見学」

昨年モニターツアーとして実施した「船からの工場群見学」

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 宇部・美祢・山陽小野田の産業スポットを巡る観光ツアー「大人の社会派ツアー」の予約受け付けが4月8日、始まった。

「官民協働運営の刑務所」も見学する

 石炭やセメントで発展を遂げてきた地元の産業観光の推進や地域振興などを目的に、2008年から毎年開催する同ツアー。各コースに地元の歴史のストーリー性を持たせることを特色に、企業OBなどが解説する「産業観光エスコーター」が同行。6月~12月までの半年間に、21コース40ツアーを実施する。

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 今回は、「宇部と山陽小野田のものづくり」をテーマに、カニ蒲鉾(かまぼこ)風味の製造機器世界トップシェアを誇る「ヤナギヤ」(宇部市大字善和)や、今春3Dプリンターを導入した「山口産業技術センター」(あすとぴあ)などを巡るコース「日本を支える『ものづくり』を学ぶ」を新設。

 昨年モニターツアーとして行ったクルーズ付きの「船からの工場群見学と宇部興産専用道路」を正式コースとして取り入れたほか、定番の人気コース「石灰石鉱山と宇部興産専用道路」では広いエリアからの参加を見込み、初めてJR新山口駅発着のコースを盛り込むなどした。

 昨年は、同募集型と団体に向けた受注型のツアーを合わせて約2100人が参加。前年度比では約1.5倍の参加者数となったほか、県外からの参加は41%と年々右肩上がりの推移を見せている。参加受付開始となった同日、宇部興産専用道路を前面にしたツアーは3時間で完売する人気ぶりを見せた。

 「大理石の採掘現場の見学や、山陽オートレース場のバックヤード、美祢の社会復帰促進センターなどを巡るツアーが毎年人気」と同推進協議会事務局・宇部観光コンベンション協会の吉原千穂さん。「年々当ツアーも広がりを見せている。どのコースも、巡るのは普段は立ち入ることができない場所。地元の方には地元の良さを再発見していただき、県外の方には工業都市の今昔を見つめてもらえれば」と笑顔を見せる。

 申し込みは同ツアーホームページで受け付ける。問い合わせは宇部観光コンベンション協会(TEL 0836-34-2050)まで。

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