JR宇部新川駅前に6月18日、九州料理専門居酒屋「かば屋」(宇部市中央町1、TEL0836-35-0688)がオープンした。
「九州料理」をコンセプトに、九州全県のご当地料理や郷土料理を提供する同店。店舗面積は約60坪。テーブル席68席の店内では、ボックス席ごとに各県を代表する風景の写真を壁にディスプレーして紹介をするほか、九州各地から取り寄せる食材を使った料理を提供する。
運営は、「魚民」や「白木屋」の居酒屋ブランドを展開する大手居酒屋チェーン「モンテローザ」(東京都武蔵野市)。「かば屋」は同社の中でも2015年に立ちあがった新業態。同店は、全国9店舗目としてオープンした。同社の店舗は市内2店舗目。同店ほど近くには、「魚民」が営業する。
メニューは、福岡の「博多もつ鍋」(1,250円)や店舗で手作りする「博多鉄鍋ギョーザ」(680円)、「炙(あぶ)り明太子乗せ卵焼き」(580円)や大分の「とり天」(480円)、「活豊後さばの刺し身」(1,960円~)、長崎の「海鮮仕立ての長崎皿うどん」(780円)や宮崎の「鶏モモ炭火焼き」(880円)のなどのほか、沖縄の「ゴーヤチャンプル」(480円)など約70種類を用意する。
アルコール類は、ビール(490円)やサワーなどのほか、各地の地焼酎(以上420円~)や地酒(380円~)、九州産のフルーツを使った果実酒(450円~)など約100種類を用意する。客単価は、4,000円前後。30代~50代のビジネスマンを中心に、幅広い客層を見込む。
「おなじみの料理から各地に行かないと食べられない物まで、九州の魅力を一堂に楽しんでいただける内容になった。肉も魚も新鮮な物を豊富にそろえた」と山口山陰営業課の清水剛志さん。「店内では、土産品として各県の企業の塩やしょうゆなどの調味料やラーメン、米なども販売する。九州に出掛けた気分になってもらえれば」とも。
営業時間は16時~翌2時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで、日曜・祝日は24時まで)。