山陽小野田に「中島内科在宅診療所」 24時間体制で在宅医療に注力

「地域医療を進めていきたい」と意気込む加屋野医院長

「地域医療を進めていきたい」と意気込む加屋野医院長

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 山陽小野田に8月17日、在宅診療に注力した「中島内科在宅診療所」(山陽小野田市日の出3、TEL 0836-83-3910)がオープンした。

JR小野田駅近くの同院の外観

 1年前まで同所で開いていた「中島内科」の名前を引き継いで開院した同院。内科・神経内科・麻酔科・リハビリテーション科の一般外来に加え、在宅医療を行う。訪問診療の範囲は同院から約16キロ(車で約20分)圏内で、市内埴生や厚狭、宇部・小野、奥万倉などの宇部北部も対応する。

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 同院を開いたのは、宇部西クリニック(宇部市際波)に勤務していた医師の加屋野悟さん。「小野田や厚狭、宇部・小野などの地域は在宅医療の体制が進んでおらず、通院が難しい人に対応する受け皿がない」(加屋野さん)現状を危惧し、在宅医療の推進を目的に独立開業した。

 訪問診療には、加屋野さんが24時間体制で対応するほか、在宅での療養生活をサポートするために必要になる看護・介護サービスは同院が核となり市内や宇部の訪問看護ステーションや訪問看護ステーション、ケアマネジャーや薬局と連携して、それぞれの患者に合わせたプランを作りサービスを提供する。

 「病棟勤務時には、家に帰りたいが通院できないから帰ることができないという患者の切実な声も聞いてきた。住み慣れた自宅で過ごすことは安心につながる。それぞれの患者の意志に沿った医療を提供したい」と加屋野さん。

 「在宅医療は高額なのではないかというイメージを持っている人もいるかもしれないが、そうではない。当院を、地域の中で病気や医療の悩みが気軽に相談できる場所にしていきたい。今後は、段階的に他の病院や地域の民生委員との連携も強めていき、地域と一緒に進める医療を目指したい」とも。

 診療時間は、8時30分~12時30分、14時~18時。日曜・祝日、木曜・土曜午後は定休。