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宇部・中央の焼き鳥店「一力」が1周年 「野菜巻串」売りに口コミ広がり

「お客さまの顔を覚えることを心掛けている」と秋山さん

「お客さまの顔を覚えることを心掛けている」と秋山さん

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 宇部・中央の焼き鳥店「一力(いちりき)」(宇部市中央町1、TEL 0836-34-3201)が9月3日、オープンから1周年を迎える。

人気メニュー「野菜巻串」

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 福岡・天神の焼き鳥店で修業した、美祢出身の秋山尚登さんがUターンして開いた同店。長州どりを使った焼き鳥メニューのほか、豚ばら肉で野菜を巻く「野菜巻串」を売りに、備長炭で焼き上げる串メニューを提供してきた。

 オープンからこれまでについて「率直には『まだ1年』という感覚。いつ暇になるかとビクビクしながらのスタートだった。今も気持ちはオープン当初と同じだが、口コミを中心にじわじわと周知されていると実感している」と秋山さん。

 客層は30~40代が中心。毎日翌3時まで営業してきたことからも、2次会や3次会の後の時間帯に動く客層を取り込み、深夜1時ごろからの来店が多い日もある。繁忙日の週末には多い日で22席の店内に約60人の来店があるという。

 秋山さんのこだわりは「火加減」。「表面をカリッと中はジューシー」に焼き上がる絶妙なタイミングを見計らう。人気メニューは、煮込み軟骨を焼いた「軟骨トロトロ」や「手作りつくね」のほか、「レタス巻」や「トマトチーズ巻」(以上200円)など。

 「最も心掛けているのは、お越しいただいた方々の顔を覚えること。来店動機は知り得ないが、お客さまにとっては特別な日かもしれないということを常に意識している」と秋山さん。「これからも変わらず、妥協しない料理と心地の良い空間を提供していきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は18時~翌1時(金曜・土曜は翌3時まで)。日曜・祝日定休。1周年を記念して、今月12日までに来店した人全員にワンドリンクをサービスする。

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