宇部井筒屋(宇部市常盤町1、TEL 0836-35-8100)で11月13日、物産展「宇部 VS 全国 うまいもの祭」が始まった。
同展は、宇部市で開催している「第26回UBEビエンナーレ×まちじゅうアートフェスタ2015」の特別企画。宇部の食の名品を販売する市内の店舗と、これまでの井筒屋物産展で売り上げ上位の店舗が全国から集結。スイーツや海産物、総菜などを販売する。宇部からの店舗はほとんどが初出店。10社は実演販売を行う。
全国からは、羽田空港の空弁でも定番の「焼鯖(やきさば)すし」(若廣、1,080円)や「千枚漬」(京つけもの西利、692円)、「贅沢(ぜいたく)あなごめし」(味処 創陽、1,580円)、「手造りしゅうまい(8個)」(カクイチ、756円)など、13社が出店。会場内には、地雷也(愛知)の「きしめん」(500円)や「名古屋セット」(950円)などを提供するイートインコーナーを特設した。
宇部からは、「とろけるロール」(お菓子のピエロ、1,080円)やタコ飯(山口漁協宇部岬支店、300円)、小野茶冠露(山口茶業、1,260円)などを販売する13社が集まった。セルプ南風が販売する「おごっそ蟹(かに)揚げせんべい」(500円)は同イベントオリジナルで、話題となっている米油を使用している。「地元産 渡り蟹姿蒸し」(2,500円~3,500円)などを販売する雄次水産は14日、「芋焼酎 長州侍(300ミリリットル)」(720円)を販売する企業組合長州侍は15日のみの限定販売。
期間中、特別企画も行う。東京・人気洋菓子店のスイーツを一日限りで販売。14日は「なめらかプリン」(パステル、335円)を限定300個、15日は「チョコレートケーキ」(トップス、1,901円)を限定100本用意する。
同店の松村剛治さんは「宇部を中心とした全国のおいしいものが一堂に会すことが、地元の再発見や再認識の機会になれば。名前はよく知っているのに自分では食べたことがないものもあると思う。そういった名品を購入し、良さを実感してもらいたい」と話す。
宇部市商工会議所が企画するB級グルメ「石炭包」と「山口宇部弁当」のコーナーも設置。14日10時30分からは、同会場内で「第6回うべ元気ブランド認定書授与式」を行う。今回は、山口県漁業協同組合藤曲浦支店(居能)の「山口県厚東川産 かいがらあまのり」、楠むらづくり(西万倉)の「吉部たけのこ物語 吉部たけのこの旨煮(うまに)」と「吉部たけのこ物語 吉部炙(あぶ)り筍(たけのこ)ご飯」、山口茶業(櫟原)の「小野茶サブレ」が新たに認定された。
営業時間は10時~18時30分(最終日は16時閉場)。今月15日まで。