食べる

JR小野田駅前に洋菓子店「グランシャリオ」 27歳若手パティシエが開業

オーナーパティシエの南山恭佑さんと妻の美香さん

オーナーパティシエの南山恭佑さんと妻の美香さん

  • 0

  •  

 JR小野田駅前に11月2日、洋菓子店「GRAND CHARIOT(グランシャリオ)」(山陽小野田市日の出3、TEL 0836-84-7117)がオープンした。

デザインにこだわったケーキ

[広告]

 市内の洋菓子店と福岡・宗像の洋菓子店で8年間経験を積んだ、下関出身の南山恭佑さん(27)が店主を務める同店。「20代で店を出したい」という夢をかなえ、妻で販売を担当する美香さんと共に出店した。

 店舗面積は約12坪。店名はフランス語で「北斗七星」を意味し、「こぐま座の周りを見守るように回るおおぐま座(北斗七星)のように、いつまでもお客さまの周りで輝き続けたい」(南山さん)との思いを込める。

 「手に職を付けたい」と18歳で業界に入り、製造現場一筋のたたき上げで経験を積んできた南山さん。「目指したのは、色鮮やかで見た目も楽しく、種類も多いケーキ店。僕自身が食べてみたいと思えるものを提供していく」と話す。

 色鮮やかなケーキが並ぶショーケースには、「ガトーショコラ」(320円)やピスタチオムースを使った「ピスターシュ」(380円)、フランボワーズの「アムール」(360円)など1日に約30種類の生ケーキを用意。中でも、米粉を使って柔らかい食感に焼き上げる「グランロール」(1,000円)や濃厚なチーズが特徴の「プチチーズ」(120円)は定番の看板商品にする。

 焼き菓子は「マドレーヌ」(150円)や「バニラクッキー」(140円)など常時30種類をそろえる。中心価格帯は380円前後。客単価は2,000円を見込む。

 「ショーケースを見た方から『きれい』『おいしそう』との声を聞くと本当にうれしい。ケーキを通じて笑顔と感動を伝えていきたい。遠くからでも来たいと思っていただけるような店、いつでもすぐそばにあるような店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は9時30分~19時30分。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース