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山陽小野田の「浜のてんぷら屋」が刷新 手作りにこだわり12年

来店した常連客が「一新したね」と驚いた店内

来店した常連客が「一新したね」と驚いた店内

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 山陽小野田で天ぷらを製造する西海食品の直売店「浜のてんぷら屋」(山陽小野田市津布田、TEL 0836-76-1120)が11月20日、リニューアルオープンした。

「浜のてんぷら屋」外観の様子

 1953(昭和28)年に下関市で創業した同社。1998年に現在の場所に移転。同店は、「できたての天ぷらを食べたい」という要望に応えるため2003年にオープンした。

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 今回は、床の傷みや汚れをきれいにするために改装。店舗面積は変わらず20坪。床の張り替えや配置換えを行ったほか、イートインコーナーとしてテーブル席2席と6人程度が座れるベンチを設置した。

 「開店当初はこんな田舎まで人が来てくれるだろうかと不安だった」と同社の藤田悟社長。「口コミが広まり、現在は北九州や広島から来店されるお客さまも。買い物を終えてすぐに帰宅するのではなく、ここで天ぷらを食べたり、休憩したりしてゆっくり滞在できるスペースを作りたかった」と話す。

 同店の天ぷらには、高品質のスケソウダラとイトヨリダイのすり身を使用。素材の良さを生かし、食感に弾力を持たせるため作業は全て手作業で行う。「特に成形の際、よくたたくことがポイント。この作業によって弾力が生まれ、冷えても電子レンジで温めればプリプリの食感がよみがえる」(藤田社長)。

 提供する天ぷらは60種類。店頭にはこの内の約25種類、開店当初から根強い人気を誇る「いか三つ葉」「岩国蓮根(れんこん)天」「仲ちゃんコロッケ」(以上130円)や、世代を超えて人気の「チーズボーイ」(175円)、同市のパン店「アップルベリー」とのコラボ商品「パンDEドーヤ」(155円)などが並ぶ。

 藤田社長は「目標は海の側に店舗を移す大規模なリニューアルをすること。関門海峡を一番いいところから眺めながら天ぷらをかじってもらえるような店にしたい」と話す。「私たちもお手伝いするので、デイサービスに通う人や介護が必要な人にも気軽に来てほしい。食べる楽しみや大切な人にお土産を買って帰る喜びを感じてもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時30分。水曜定休。冬季限定の「長州揚おもてなしセット」(2,200円)は11月20日発売。

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