山口・野田の「ギャラリー・一番地メデス」(山口市野田、TEL 083-924-4829)で11月4日から、「第12回アートふる山口写真展」が開催されている。
同展は、10月6日~7日に山口・一の坂川、竪小路周辺で開催された街がまるごと美術館になるイベント「第12回アートふる山口」の風景、小さな美術館、イベントの様子、スタッフの写真など、約700点を展示するもの。アートふる山口実行委員会の広報部会スタッフが撮影した約8,000点の写真の中から700枚をL判、A4サイズ、A3サイズにプリントアウトし、約10平方メートルのギャラリースペースの壁一面にすき間なく貼り付けて展示している。
開催は、「アートふる山口」に来場した人は写真を見ることで記憶を呼び戻してもらい、スタッフやボランティアとして参加した人は自分の持ち場以外の様子を見てもらい、「アートふる山口」に来ていない人はどういうイベントなのか知ってもらうことなどを目的にしたもの。
会場のギャラリーでは、ボランティアとして「アートふる山口」に参加した高校生が自分の写った写真を見つけたり、知人・友人が写っていないか探す人の姿が見られた。
同実行委員会広報部会の畑谷友幸さんは「ただ整然と写真を並べるのではなく、見た目のインパクトが必要だと思ってこのようなレイアウトで展示した」と話している。
ギャラリーの営業時間は10時~17時。火曜定休。12月10日まで。