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山口・矢原に「キッチンカフェさわ」 食コーディネーターが「地産地消」メニュー

住宅街の一画に構える「キッチンカフェさわ」

住宅街の一画に構える「キッチンカフェさわ」

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 山口・矢原の住宅街に「キッチンcafeさわ」(山口市矢原、TEL 083-925-2637)がオープンして約3カ月が過ぎた。

県産素材で提供する「やまぐちご膳」

 11年前から市内小郡の自宅で料理教室を主宰し、生産者と共同で土産品開発などに取り組んできた地元のフードコーディネーターの佐々野恭子さんが9月7日に開いた同店。元日本料理店の約25坪の店内に、テーブル席と座敷合わせて30席を設ける。

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 山口県産の農・海産物を中心に使い、「地産地消」をコンセプトにする。萩の千石台ダイコンや上関のヒジキなど県内各地の特産物のほか、萩産の魚介や市内産の米を使う。旬の新鮮な食材を使い、佐々野さんのオリジナルレシピで料理を提供する。

 「自宅での料理教室の受講生が増えて手狭になってきたことから、2~3年ほど前からスタジオ兼店舗を持つ構想を抱いてきた」と佐々野さん。ランチ営業を主軸にしながら、週に一度の料理教室を開く。

 メニューは、日替わりの前菜3品と月替わりのメーン、ご飯と汁物が付く「やまぐちご膳」や、「日替わりランチ」(870円)のほか、その日に手打ちするそばを提供する15食限定の「そばご膳」(以上1,300円)などを用意する。

 「こだわりを持って作られた地元の良いものを知ってほしい」(佐々野さん)との思いから、県内の生産者などが手作りするごま油やピクルス、ジャムなども扱い、店内で販売する。

 オープンからこれまで、口コミやSNSの拡散などで広がりを見せ、近隣住民や隣市からの来客があり、子連れから年配の方まで年齢層は幅広い。

 「こだわりは食材も調味料も無添加オーガニックなこと。提供する料理はシンプルで素朴なもの。華やかではないかもしれないが、生産者の思いやこだわりも伝えて食材本来の味わいを楽しんで知ってもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~16時(ランチメニューはなくなり次第終了)、17時~21時(ディナー営業は要予約)。火曜・日曜定休。