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ヒツジからサルへ 秋吉台サファリランドで「干支の引き継ぎ式」

ヒツジからサルへ「干支札」のバトンタッチ

ヒツジからサルへ「干支札」のバトンタッチ

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 秋吉台サファリランド(美祢市美東町、TEL 08396-2-1000)で12月19日、恒例の「干支(えと)の引き継ぎ式」が行われた。

来年の顔を務めるサル

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 来年の干支にちなんだ動物へ「干支札」をバトンタッチする年末恒例の同イベント。今年の顔を務めたヒツジの「スモモ」から、コモンリスザルの「甘平(かんぺい)」に一足早く「主役」を交代した。

 暖かい日差しの中、13時から行われたセレモニーでは、来場者約50人からヒツジへの「スモモちゃんありがとう」の掛け声とともに池辺祐介園長が干支札を返還。続いて「甘平くん頑張って」とエールを送り、干支札が付けられた「甘平」はクルクルと回って喜んでいる様子を見せた。

 来場者に応援され、くす玉のひもを引っ張った「甘平」。くす玉からは今年の流行語大賞になぞらえた「おもてなし アイデア きれいに のトリプルサルで爆入」とスローガンが飛び出した。「来年は園を上げてお客さまをおもてなしし、いろいろなアイデアを出しながら『爆入り』の来園があるようにと思いを込めた」(同園営業部の吉村慎也課長)。

 池辺園長は今年を振り返り、「園内ではキリン、シマウマ、ライオン、クマの赤ちゃんが無事に誕生した。山口県内は、萩市が世界遺産に登録され、美祢市がジオパーク認定された。みんなで力を合わせて一つの方向に向かうというヒツジの特徴らしい明るい1年だったと思う」と話す。

 サルの特徴を「頭が良く、群れを作って仲良く暮らす」と挙げ、「来年はそんなサルにちなんで、知恵と工夫でみんなが仲良くする。そんな1年になれば」とほほ笑む。「春には大きい動物が仲間入り予定。ホワイトタイガーやホワイトライオンの赤ちゃんが生まれることも期待される」とも。

 同園では「来年の干支と記念撮影」として動物ふれあい広場の休憩所内特設ステージで、コモンリスザルと一緒に記念撮影ができるコーナーを開設。開催時間は13時30分~、15時~(各回30分間)。キッズサファリ・カピバラ展示場では、県内4カ所(於福温泉、はぎ温泉、湯田温泉、湯本温泉)の温泉の湯を日替わりで専用プールに入れ、萩夏みかんセンターの夏みかんを投入する「カピバラ温泉めぐり」を行う。開催時間は12時~。参加無料。来年1月11日まで。

 開園時間は9時30分~16時30分(元旦10時30分~)。入園料は、大人=2,400円、子ども=1,400円ほか。

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