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宇部のつけ麺専門店「ユタカ」が出店加速 周南、中国・重慶にも

11月に出店した中国・重慶市のラーメン店「仁吉(にきち)」

11月に出店した中国・重慶市のラーメン店「仁吉(にきち)」

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 宇部を中心につけ麺専門店「二代目YUTAKA」を展開する「ユタカ」(宇部市中村3)が中国・重慶と周南に相次ぎ出店した。

12月には周南に出店

 つけ麺専門店「二代目YUTAKA」(同)を2013年5月に開店し、約1年半で3店舗を展開した同社。今年7月に山口・平井に新業態となる居酒屋を出店したほか、8月に異業種とコラボして「三代目YUTAKA」(常盤町1)を出店。初の海外事業として人口約2800万人の重慶市に11月20日、出店した。

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 きっかけは、同市とのパイプを持つ宇部のコンサルティング会社・トレイドマンの村田信弘社長との出会い。「もともと機会があれば海外に展開してみたいと考えていた。重慶への出店の話を持ち掛けられ、すぐに取り組むことを決めた」と同社の野上裕太社長。

 出店したのは、重慶市内の高層ビルが立ち並ぶ繁華街の商業施設内で、地下鉄に直結するレストラン街。技術提供として同社の森賀寿雄さんと前田憲孝さんが滞在し、現地スタッフに提供方法などを伝授する。

 席数40席の店内では、みそラーメン、しょうゆラーメン、豚骨ラーメンを主力に提供。オープンからこれまで、商業施設の工事業者や現地に住む日本人などが訪れ、1日に約150食を販売するという。野上社長は「文化の違いに戸惑うことが今も多くあり、経済が活気づいていることも肌身で感じた。重慶では、山口を、日本を代表しているという大きな心持ちで、ラーメンを通じて日本の文化や価値を発信したい」と話す。

 12月11日には、徳山東ICほど近くに「二代目YUTAKA 周南店」(周南市久米)をオープン。席数はカウンター10席。オープン直後から1日約250人の来客があるという。「おいしさはもちろん、『いつも行列』『変わったサービスがある』などのイメージも重視して出店した」と話す。

 周南市一帯にはコンビナート群があることから「関東方面から出張している人の来店も多い。当店のつけ麺は関東の王道の味。既にリピーターになり、本店まで足を運んでくださる人もいらっしゃる」と野上社長。

 「これまでは全力で突っ走ってきたが、今後はつけ麺店だけではなく会社としての内容をより濃くしたい。新たなチャレンジも重ね、さまざまな事業部も設けていきたい」と意欲を見せる。

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