宇部の地酒「貴」とフレンチの融合を楽しむグルメイベント「召しませフレンチで」が1月23日、国際ホテル宇部(宇部市島1)で開かれる。
市内に蔵元を構える永山本家酒造場(車地)の新酒の披露目に合わせて行う同イベント。海外や首都圏を中心に広がりを見せている、フレンチと日本酒を合わせた和洋折衷のスタイルで、解禁されたばかりの新酒を楽しむ。
主催は、市内の女性有志で結成する「貴をこよなく愛する会」。きっかけについて、発起人の江見恵子さんは「地元のお酒をあらためて知り、その楽しみ方を女性を中心に伝えて楽しむ場があればと、昨秋から練ってきた」と話す。
「貴」は日本経済新聞が昨春に発表した「今絶対飲みたい、うまい日本酒ベスト30」にも選ばれているほか、杜氏(とうじ)で同社社長の永山貴博さんは本年度の「宇部市ものづくりマイスター」にも認定されている。
当日は、「貴」や酒かすなど酒も盛り込んだ限定のフルコース料理が提供され、永山さんが新酒への思いや日本酒の楽しみ方などをテーマにトークを展開。アトラクションとして、山口を拠点に活動するサクソホン奏者の甲斐尚美さんによる演奏も行われる。
「ドレスコードは『いつもより少し華やかな装い』。ワイングラスで日本酒を飲みながら、味覚・嗅覚で地酒の魅力を感じてもらえれば。地元の酒文化を盛り上げたい」と江見さん。
開催時間は18時~20時。参加費は7,000円。参加申し込みは江見さん(TEL 0836-37-5877)まで。締め切りは1月18日。