ユーピーアールスタジアム(宇部市野球場、同恩田町4)で2月22日、恒例のグラウンド整備が始まり、グラウンドが「畑」に様変わりしている。
シーズンオフに合わせ、年に1度行う大がかりなグラウンド整備。例年は1月中旬に実施するが、3月8日に同球場で5年ぶりにプロ野球1軍の試合が実施されることから、後ろ倒しで行う。
土を掘り起こし「耕された」光景を見せるグラウンドには、「甲子園球場で使われているものと同じ」(宇部市体育協会の川村啓二さん)約20トンの土を新たに追加。地面を手作業でならして転圧機で固め、マウンドの勾配や状態を整える。
整備後は一般開放せず、オープン戦「福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ」まで転圧を行い、微調整を繰り返す。
「オープン戦に向けて、通常よりも土を固めた『プロ野球仕様』のグラウンドにしている。転圧機も例年の2倍ほど稼働させてベストコンディションにする。きれいに生まれ変わるグラウンドを楽しみにしてもらえれば」と川村さん。
グラウンド整備は今月26日まで。