山口・湯田温泉の錦川通りに11月20日、鉄板焼きをメーンに提供する「鉄板酒座 竹林の七賢」(山口市湯田温泉3、TEL 083-920-3253)がオープンした。
店舗面積は27平方メートルで、席数はカウンター=7席、テーブル席=18席。壁や個室の仕切りに竹格子を設け、竹林をイメージした店内となっている。カウンターをガラス張りにしたり、特注の一枚板の扉を取り付けるなど、内装にこだわりを見せる。
フードメニューは、「串焼の盛り合わせ」(590円)、「帆立とエリンギのバターしょうゆ焼」(500円)、「広島風お好み焼き」(580円)、「竹林流そば飯」(650円)などの鉄板焼きメニューを中心に、一品料理、揚げ物、汁物なども幅広く提供する。ドリンクメニューは、ビール、カクテル、焼酎、ワイン、日本酒、ソフトドリンクなどで、焼酎とワインは珍しい銘柄のものをそろえていくという。客単価は、約2,500円。
同店のある錦川通りは、車や人通りのある県道から1本北に入った通りで、落ち着いた雰囲気の店が多く建ち並ぶ。「静かな場所でゆっくりしてほしいので、この通り沿いに出店したかった」(同店)という。
店名となっている「竹林の七賢」とは、中国・三国時代に竹林で酒を酌み交わしながら、清談をしたという七人の賢人こと。後にそれぞれが賢者として活躍したことから、同店の針間経店長は「ここに来て食べて飲んだりしながら話をして、帰ってからそれぞれが日常のことを頑張ってもらえれば。そういった店をイメージしている」と話す。
営業時間は18時~24時30分。日曜定休。
(©マルニ)