今夏のサマージャンボ宝くじで、「奇跡の売り場」と呼ばれる「宇部琴芝チャンスセンター」(宇部市常盤町1)から1等前後賞の7億円が出たことが8月16日、分かった。
今回の当せんは、1等5億円と前後賞2億円の合計7億円。同売り場からは、2012年6月のドリームジャンボ(1等1億円)以来、4年2カ月ぶりの高額当せんとなった。
2009年から3年連続で年末ジャンボ宝くじの1等当せんを出し、「奇跡の売り場」として全国に名を広めた同売り場。今回で、これまでの高額当せんの総額は20億円を突破した。
4年ぶりの高額当せんを受け「第一報が入ったときは手を叩いて歓喜に沸いた。ブランクはあるものの『奇跡の売り場』に変わりないと、あらためて引きの強さを感じた。久しぶりに皆さんの期待に応えることができた」と喜びを爆発させる同売り場担当者。
「数年高額当せんが出なかったことから、客足が少し鈍くなっていたのも正直なところだった。宇部の皆さんの運の強さには本当に驚かされる。高額当せんの総額が20億を超えた売り場も全国的に珍しいはず。次回のオータムジャンボと大本命の年末ジャンボで、また勢いを取り戻すことを期待したい」と力を込める。
今回のサマージャンボ宝くじでは、同売り場で2位以下の当せんは出なかったほか、同売り場以外の広域山口・宇部エリアの売り場から高額当せんは出なかった。
宝くじの女神と念願の再会を果たした「奇跡の売り場」。年末ジャンボでの高額当せんに、今から期待が高まる。