山口・湯田温泉の「ISO’S BAR(イソズバー)」(山口市湯田温泉4)で9月27日、ピクルスブランド「萩野菜ピクルス」の試食会が行われる。
「萩野菜ピクルス」は、萩の野菜を「萩野菜」と名付けてブランド化を目指す椋木章雄さんが製造・販売を手掛けるピクルスブランド。萩出身の椋木さんが、萩産の規格外野菜を使ったオリジナル商品として展開してきた。
これまで、東京都内の大手百貨店での取り扱いや土産・贈答利用を中心に販売してきたが、8月下旬、飲食店に向けた500グラムの「業務用パック」の販売を開始。今回は、商品の周知と販路拡大を目的に、飲食店経営者を対象にした初の試食イベントを湯田温泉料飲社交組合(湯田温泉5)の協力で実施する。
当日は、季節野菜を使ったピクルスや「大根と柚子と梅のピクルス」「カボチャの甘煮ピクルス」「パプリカと白ワインビネガー」などの売れ筋商品を中心に10種類用意し、自由に試食できるようにする。名刺の持参が必要。その場で商談もできる。
「繁忙期は中元・歳暮のシーズン。贈答品としては周知されてきたように思うが、もっと気軽に食べてほしいという気持ちがある。次の展開を考えたところに、業務用の商品の要望を頂くようになってきた」と椋木さん。
「高齢化が進む萩の農業の現実を知ったときに、品質には問題がないのに規格外で市場に出回らない野菜の廃棄を無くしたいと取り組んでいる。飲食店の方に知っていただき、引いてはメニュー化していただけれなば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時~15時。問い合わせは「萩野菜ピクルス」(TEL 083-929-3636)まで。