山口・YCAMでバイオイベント「森のDNA」 サンプル展示、「DNAカクテル」など

前回の「オープンデー」の様子。画像提供:山口情報芸術センター[YCAM]撮影:大林直行(101 DESIGN)

前回の「オープンデー」の様子。画像提供:山口情報芸術センター[YCAM]撮影:大林直行(101 DESIGN)

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 山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)で10月8日、バイオテクノロジーイベント「森のDNA」が開かれる。

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 同イベントは、今夏から同館が取り組む「YCAMバイオリサーチ」の一環。「キッチンから始まるバイオ」をテーマに、バイオテクノロジーの応用可能性を、アートや教育、地域など多様な切り口での研究開発につなげる目的。「オープンデー」として、来年2月までの全6回にわたりシリーズでイベントを実施している。

 第3弾となる今回は、「森とDNA」をテーマに開催。館内の「バイオラボスペース」で、市内仁保の森で採取した昆虫・植物などの24サンプルのDNAを展示するほか、「DNAカクテル」として高濃度のアルコールと「身近な食材」を合わせてDNAを検出する実験を行う。同取り組みを紹介する「バイオラボツアー」も開く。

 「バイオテクノロジーはとても身近なものだということを伝えたい。これまでの2回も親子連れや若年層など世代を問わない参加があり、好評だった」と同館広報担当の岡崎里美さん。「普段は目に見えないDNAをより身近に感じてもらえるはず」とも。

 開催時間は13時~17時。参加無料・申し込み不要。

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