宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で11月27日、恒例のイルミネーションイベント「TOKIWAファンタジア」が始まった。主催は同園まつり実行委員会、長州科楽維新プロジェクト運営委員会(宇部市常盤台2)。
同イベントは「ツリー部門」「オブジェ部門」「エコペットボトル部門」の3部門を設けるイルミネーションコンテスト。企業や学校、非営利活動団体、保育園などの一般団体が参加し、手作りのイルミネーション作品を出展。同園内の装飾を含め、約150万球のLEDでライトアップする。
9回目を迎える今回のテーマは「ツリー」。同実行委員会が作成した高さ11メートル(同イベント史上最大)の「巨大クリスマスツリー」をはじめ、既存のベンチや植物を生かした作品やテクノロジーを活用した作品、昨年の作品をバージョンアップさせたイルミネーションなど約100点が会場内をにぎやかに彩る。
同市公園整備局常盤公園管理課の杉原和明さんは「手作りならではの温かみが見どころで、一つ一つの作品に魅力がある。アトラクションに乗って高い位置から楽しむこともでき、家族連れやカップル、学生など、さまざまな層が訪れる」と話す。
昨年の来場者数は10万600人を超えた。「今年も10万人超えを目標に、SNSでの情報発信に力を入れている。今月11日まで『市民賞』の投票を受け付けているので、多くの人に参加してもらいたい」とも。
点灯時間は17時30分~21時30分。来年1月9日まで。点灯期間は遊園地を夜間延長営業する。
期間中、同園内のカフェテリア・バルミエールときわ遊園店の前で「クリスマスカフェ」を開き、平日は飲食ブース2店舗、金曜~日曜と祝日には5店舗が出店し、温かい食事やドリンクなどが楽しめる。
12月23日にはメインイベント「クリスマスフェスタ」を開く。ステージで、ゴスペルのライブや地元大学生のバンド演奏、「イルミネーションコンテスト表彰式」や「クリスマスプレゼント抽選会」を行う。開催時間は16時~。