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宇部・新川にうどん・小料理店 「ヤンニンうどん」看板に、予約制料理店も併設

宇部・新川のうどん店「縁」の店内

宇部・新川のうどん店「縁」の店内

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 宇部・新川の路地に11月12日、うどんを主力に提供する料理店「縁(えん)」(宇部市上町1、TEL 0836-33-7880)がオープンした。

宇部・新川の路地の「縁」

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 22時30分までは家庭料理とうどんを提供する小料理店、以降はうどん店として営業する同店。2010年~2013年に同所で小料理店・うどん店「まるい」を開いていた井上貴彦さんが3年ぶりに再出店した。店舗面積は9坪。席数はカウンター9席、テーブル席5席。

 看板メニューは、井上さんが6年ほど前に考案したオリジナルうどん「ヤンニンうどん」。牛肉などが入るうどんに韓国の辛味調味料・ヤンニンを入れたもので、「締めの一杯」需要を狙う。

 22時30分までは、薩摩地鶏を使った鶏料理や「和牛すじ煮込み」(500円)や「山芋鉄板」(550円)、「カキフライ」(700円)や郷土料理「けんちょう」(300円)など約30種類を用意。深夜にかけては「ヤンニンうどん」(650円)や「カレーうどん」(700円)など約20種類のうどん・そばメニューを提供する。麺は「平麺」とコシのある「細麺」、丸細の「ゆで麺」から選べるようにした。

 同店隣には、利用客の好みと予算に応じて料理を提供する予約営業の「ENISHI(エニシ)」を併設する。井上さんのビジネスパートナー・仁井隆栄さんがプロデュースし、「プライベートスペース」を売りに植物などをディスプレーし、ナチュラル感を演出。季節の地元食材をメインに提供する。席数は20席で、4人から利用できる。

 井上さんは「一度離れたものの同じ場所で開くことができたのは、大家さんの計らいから。『まるい』時代の常連の方も戻ってきてくださり、反響は上々」と笑顔を見せる。「店名は新天町でFC形態で開いていたうどん店の名前を引き継いだ。また気持ちを新たに頑張りたい」と笑顔を見せる。

 仁井さんは「お祝い事や小さい子ども連れの家族、ちょっとしたパーティーなど、気兼ねなく利用していただければ。要望には柔軟に答え、宇部にあるようでない場を提供していきたい」と話す。

 営業時間は18時~翌2時(金曜・土曜は翌3時まで、日曜・祝日は17時30分~22時)。水曜定休。

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