伝統的な街並みを舞台にしたイベント「浜崎伝建おたから博物館」が5月17日、萩市浜崎地区で開催される。
江戸時代から港町として栄えた浜崎地区。同イベントは、国の重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)に指定されている同エリアの活性化を目的に始まり、今年で27回目を迎える。
主催する「浜崎しっちょる会」の事務局長・岩崎政尚さんは「街並みを保持しながら、にぎわいを取り戻したいという思いで続けてきた。来場者に喜んでもらえることが何よりの励み」と、長年続く活動への思いを語る。
当日は約70店舗が出店し、港町ならではのグルメや掘り出し物探しを楽しめる企画を展開する。飲食は、浜崎市場で水揚げされた「釜揚げしらす丼」や「フィッシュカレー」、練り物や天ぷらなどの海産物、焼き鳥などを提供する。
浜崎地区の民家を一般開放し、各家に代々伝わる貴重な「おたから」を展示するほか、浜崎観光客用駐車場では25店舗の骨董店が出店する「浜崎蚤の市」を行う。
今年の大きな見どころは、通常は非公開の国指定史跡「旧萩藩御船倉」を会場にした演奏会。実行委員長の小茅稔さんは「30年近い歴史の中で、時代に合わせて内容を進化させてきた。今年は山口県警察音楽隊や山口大学管弦楽団の演奏が目玉。ゆっくりとまち歩きを楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は、9時~15時(蚤の市は8時~14時)。萩市役所とJA萩支所に臨時駐車場を設け、無料のシャトルバスを運行する。問い合わせは「萩市文化財保護課(伝建担当)」(TEL 0838-25-3238)まで。