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宇部・上町にうどん店「饂飩上野」 「締めのうどん」需要見込み深夜営業も

赤い提灯が目立つ「饂飩上野」

赤い提灯が目立つ「饂飩上野」

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 宇部・上町に4月1日、うどん店「饂飩(うどん)上野」(宇部市上町1、TEL 0836-34-2247)がオープンした。

ゆっくりできる座敷席を設けた店内

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 「居酒屋で食事をする際に締めとして利用できるうどん屋があってもいいのでは、と思っていた」と店主の上野拓也さん。上野さんの両親は道の駅「うり坊の郷katamata」(萩市大字片俣)内の食堂を営んでいたことから、同食堂で提供するうどんなどを参考にメニューを考案して開業に至った。

 店舗面積8坪。カウンター席4席、座敷席8席。喫茶店跡の洋風だった店内を「和」のイメージに改装し、白を基調にした明るい雰囲気に仕上げた。中心繁華街から歩いて来店できるよう、JR宇部新川駅から徒歩10分圏内の物件に出店。店の外には大きな提灯を掲げて存在をアピールする。

 ランチタイムと深夜の営業を行う同店。昆布とカツオをベースに3時間かけて作るダシは、上野さんにとって「家庭の味」。うどんメニューは「きつねうどん」(500円)、「肉うどん」(550円)、「海老天うどん」(600円)のほか、特製ダレで猪肉を煮込む「猪肉うどん」(750円)など7種類。

 そばへの変更や大盛り(以上、50円増)、ハーフ麺(50円引)に対応するほか、昼はうどんメニューにご飯とおかず3品程度が付く定食(200円増)も用意する。

 夜はうどんメニューに加え、「生ビール」(小、350円)、「ハイボール」(400円)、サワー、梅酒、焼酎(以上、400円)などアルコールのほか、「冷奴」(200円)、「もろきゅう」(300円)、「じゃこおろし」(350円)など簡単なおつまみ6種類を提供する。

 オープンから1カ月は、夜の利用が多く、24時以降がピークになるという。上野さんは「来店客は40代以上。胃に優しい味を求めて来店され、口コミで認知が広まっている。リピート率は90%」と話す。

 「少し分かりづらい場所だが、位置的には認知があれば訪れやすいはず。昼と夜の早い時間にもご来店いただけるよう工夫したい。時間に合わせてさまざまな人に利用していただければ」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、21時~翌2時30分。日曜、祝日定休(祝日は臨時開店あり)。

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