宇部に結婚式プロデュースサロン「スリール」 式場を使わない「新しい形」提案

店主の住吉香菜子さん(右)と、共に運営する増野聖子さん

店主の住吉香菜子さん(右)と、共に運営する増野聖子さん

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 宇部・新天町にウエディングプロデュースサロン「Wedding Design Sourire(ウェディングデザイン スリール)」(宇部市新天町2、TEL 090-7501-5943)がオープンして2カ月がたった。

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 昨年11月1日、生花店「Lemie(ルミエ)」内にオープンした同店。「結婚式を自由に」をテーマに、小規模(40人程度)で式場を使わない結婚式やフォトウエディングのプロデュースを行う。

 ネイリスト歴13年で、「hand salon chaudcura(ハンドサロン シュクラ)」(同)を営む住吉香菜子さんが出店。自身が結婚式を経験し、ネイリストとしてもウエディングに携わる中で、「式に対する細かな要望を伝え、実現する難しさ」を感じていたという。

 「自由度が高く、1組1組の要望に応えられる結婚式をプロデュースしたかった」と住吉さん。他県で活動するフリーランスのウエディングプランナーの存在を知ったことが後押しとなり、約7年前から思い描いていた夢をかなえた。

 1年間のうち、11月1日~翌年3月31日を「契約期間」、4月1日~10月31日を「挙式期間」とし、年間の契約件数は30組まで。

 プランは、会場のコーディネートやドレス、引き出物の手配、前日リハーサルまでをサポートし、前撮りか後撮りが付いた「Wedding full support」と、フォトアルバムを制作する「Photo shoot full support」をメインに、ネイルやドレススタイリングのオプションも用意する。

 住吉さんは「何でも相談できる距離感を強みに、それぞれが希望するウエディングを丁寧に組み立てていく。新郎新婦の思い出の場所での挙式や、好きなレストランでの披露宴、お気に入りの場所でのフォトウエディングなどをかなえたい」と話す。

 「先方への交渉も私たちが行い、要望に合うものが提案できれば。市内の店舗も積極的に使い、宇部の元気にもつなげたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時。木曜、日曜定休。完全予約制。

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