山口・湯田温泉のキャラクター・ゆう子のキャラ弁「ゆう子ちゃん弁当」の販売が3月24日、始まった。
湯田温泉の活性化を目指す女性グループ「ゆだもり」(山口市湯田温泉5)がプロデュース。名物弁当に育て、湯田温泉をPRする。
キツネがモチーフのゆう子の顔をご飯で作り、学校給食で人気の「チキンチキンごぼう」をメインに、ポテトサラダやひじきの煮物、酢の物、卵焼きなど12品目を入れる。米や野菜、鶏肉には県産を使用。価格は700円。
製造・販売を手掛けるのは「きしもと青果」(湯田温泉1、TEL 083-922-2720)。イベントでの販売と同店内の総菜店「おかずやさん ぱくぱく」で予約販売する。
ゆだもりメンバーで同店取締役の澄川香織さんは「数年前から、食で湯田温泉をPRできないかと考えてきた。異業種のメンバーで企画し、市役所や観光コンベンション協会にも意見を求め、販売開始まで約1年かけて練ってきた」と話す。
「女性目線でのかわいらしさとボリュームに重きを置いた。地元の人はもちろん市外の方にも食べてもらいたい」と澄川さん。「ゆう子ちゃんをもっと知ってもらい名物弁当にしていきたい」と笑顔を見せる。
今月8日・9日には、「湯田温泉白狐まつり」に合わせて店頭販売を予定する。問い合わせは「きしもと青果」まで。