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山口・湯田温泉にカジュアル仏料理店「ル・ゴロワ」 フランス人シェフが出店

笑顔を見せるルロワさん(写真中央左)とスタッフのみなさん

笑顔を見せるルロワさん(写真中央左)とスタッフのみなさん

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 山口・湯田温泉にカジュアル仏料理店「Le Gaulois(ル・ゴロワ)」(山口市湯田温泉6、TEL 083-902-0900)がオープンして1カ月がたった。

「ル・ゴロワ」外観は明るい雰囲気

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 オープン日は12月1日。店主は、名古屋・栄で同名のフランス料理店を5年間営んでいた仏シャンパーニュ地方出身のルロワ・エルマンさん。妻・智子さんの出身が下松市であることからJターンし、開店にこぎ着けた。

 場所はレストラン「マシェリ」跡。店舗面積は約40坪。席数は約40席。ボリュームと手作りにこだわる「家庭的でカジュアルなフランス料理」を提供する。

 メニューは、「ムール貝の漁師風とフライドポテト」(1,990円)や、自家製ソーセージと酢キャベツを煮込んだシャンパーニュ地方の郷土料理「シュークルート」(2,690円)、「ブルゴーニュ風エスカルゴ」(990円)や「ゴロワ風オムレツ」(690円)など約30種類を用意する。

 ランチタイムには、肉か魚のメインが選べるコース料理(1,490円)を提供。週替わりの「スペシャルメニュー」で提供するフォアグラやチーズ、ワインなどはフランスから輸入する。

 今回の移住・出店は「田舎で暮らしたい」というルロワさんの思いから。県内全域を見て歩き、自然や環境、地域の人柄から山口市を選んだ。前店で共に働いたシェフのチェボ・オリビエさんと萩本睦さんも一緒に移住した。

 14歳で料理の世界に飛び込み、31歳の時に南フランスで独立開業するなど、27年間の業界歴を持つルロワさん。「フレンチは高価なイメージを持たれがちだが、そうではない。アットホームな雰囲気で楽しく営業し、ここに来て元気になって帰ってもらいたい」と笑顔を見せる。

 「山口の人は優しくて面白い。今はマダム層の来店が目立つが、幅広い方に気軽に入っていただきたい。本場の味も広めていきたい。いずれは『ル・ゴロワ』を看板にした異業態も展開できれば」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~23時。月曜定休。

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