山口・下小鯖のカフェ・生花店「花陰」(山口市下小鯖、TEL 083-941-1262)で6月10日、マーケットイベント「あの街のはずれの、」が開催される。
「パンと合わせて生活がより豊かになるもの」をテーマに、県内外のパン店の出張販売をメインに行う。山口市と防府市を結ぶ国道262号線沿いに構える同店が2月にカフェとして刷新したことの周知を目的に開く。
当日は「パンのこだわりを持つ」6店舗が出店し、2部制で販売する。午前の部は、「TSUKINOWA」(岩国市)、「BENCH」(宇部市)、「tenのてしごと」。午後の部は、「むぎまめ舎」(以上、下関市)、「篠ノめパン」(北九州市)、「Petit lab Bakery」(美祢市)。
そのほか、焼き菓子を提供する「nanten」(山口市)やワイン「ウミネコ酒店」(防府市)、チョコレート専門店「USHIO chocolatel」(広島・尾道市)など8店舗が出店。木でできたカトラリーや有機野菜、オリジナルTシャツなどが並ぶほか、ワークショップなども予定する。
店内では、グランドピアノの生演奏やスティールパンの演奏などのライブを行うほか、ウッドデッキに約30席のカフェスペースを設ける。
今回のイベントは、防府の企画会社「J common works」と3カ月ほど前から共同で準備を進めてきた。店長の佐伯和孝さんは「防府と山口の市街地からも外れている場所の立地を、そのままイベントのタイトルにした」と話す。
「当店で行ってきた中でも一番大きなイベント。どれもこだわりと思いを持って作られているものばかり。ドライブがてらにお越しいただき、暮らしにプラスワンになるアイテムを見つけてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時(パンの販売は10時~11時30分、13時~14時30分)。