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宇部・中央に「フクロウカフェ」 県内初、フクロウ7匹との触れ合いも

「フクロウに癒やされて笑顔で帰ってもらえれば」と赤石さん

「フクロウに癒やされて笑顔で帰ってもらえれば」と赤石さん

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 宇部・中央の商業施設「ルナーレ」(宇部市中央町2)内に6月10日、フクロウカフェ「アウルの城」(TEL 0836-38-8688)がオープンした。

フクロウを手に乗せることもできる(動画ニュース)

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 全国的にも人気が高まっている「フクロウカフェ」。同店は県内初の業態として、宇部出身の赤石泰子さんが出店。フクロウを眺めながらカフェ利用できるほか、触れ合うことができる。

 きっかけについて、赤石さんは「宇部市街地で生まれ育ったが、かつてのにぎわいを思い出し、人通りも少なく活気がない様子を何とかしたいと思った。友人からフクロウカフェが話題だと聞き、宇部でもやってみたいと開業を決めた」と話す。1年間の構想と準備期間を経て、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約30坪。店内は、ガラス張りにした触れ合いスペースとカフェスペースに分かれる。触れ合いスペースでは、オオスズメフクロウやメンフクロウ、マレーワシミミズクなど5種類7羽が出迎え、触ったり腕にのせたりすることができる。料金はワンドリンク付きで1,500円(60分の時間制)。

 触れ合いスペースを囲むように設けた14席のカウンターでは、平日限定で「週替わりランチセット」(1,200円)や「海鮮カレーセット」(900円)、ドリンク類などを用意する。

 「県内で前例がないことから保健所の許可がなかなか下りず、愛玩動物飼養管理士の資格取得など苦労も多かった」と赤石さん。ターゲットは20~40代の女性。県内全域からの集客を見込む。

 「フクロウはどの子も人懐こく仕草が愛くるしい。ゆったりとした時間を過ごして癒やされてもらえれば。何より、中心市街地に活気を取り戻すきっかになれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。

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