![今年は彫刻のライトアップも行う](https://images.keizai.biz/yamaguchi_keizai/headline/1500366769_photo.jpg)
宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で7月14日、デジタルアート集団「チームラボ」(東京都文京区)によるイベント「呼応する森と彫刻」が始まった。主催は宇部市。
ときわ湖水ホール付近の森をライトアップする「デジタルアート作品」。会場エリアを昨年の2倍となる1万平方メートルに拡大し、演出する樹木を約1.5倍の142本に増やしたほか、森に常設されている彫刻6作品も色鮮やかな光で照らす。
初開催した昨年は38日間で4万9340人が来場。今年は8月31日までの会期中に5万人の来場を見込む。3連休もあった初日からの4日間(14日~17日)は1845人が来場した。
同日はオープニングセレモニーが開かれ、チームラボの猪子寿之社長は「緑に囲まれた中に彫刻が点在する、とてもすてきな空間。都会にはない、この場所の魅力を引き出せればと思っている。間近で光や音が呼応する様子と、丘から眺める広範囲の雰囲気の両方が楽しめる。市内外から多くの人に来場してもらえれば」と呼び掛けた。
久保田后子宇部市長は「昨年も大変な人気ぶりだったが、今年はさらに規模を広げての開催。日頃と全く異なる美しい世界が楽しめる。自然とアートが一体となったイベントによって、ときわ公園の魅力が高まることに期待している」と笑顔を見せる。
開催時間は19時~22時。入場料は、一般=500円、高校生以下無料(小学生以下は保護者同伴)。問い合わせは同園管理課(TEL 0836-54-0551)まで。