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山口・阿知須の「かぼちゃ焼酎」 売れ行き好調、地元産「くりまさる」使用

「地元を代表する商品の一つになれば」と久冨さん

「地元を代表する商品の一つになれば」と久冨さん

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 山口・阿知須の道の駅「きららあじす」(山口市阿知須、TEL 0836-66-1001)で7月15日に販売を始めた新商品「くりまさるかぼちゃ焼酎」が好調な売れ行きを見せている。

新商品「くりまさるかぼちゃ焼酎 あじすむすめ」

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 商品名は「くりまさるかぼちゃ焼酎 あじすむすめ」。阿知須産の米、阿知須エリア内の桜からとった桜酵母を使うなど地元産を詰め込んだ同商品。製造は長崎県佐世保市の酒造会社に委託。パッケージデザインは市内鋳銭司のイラストレーター・高實まりえさんが担当した。

 製造本数は400本限定。販売開始初日に100本が売れ、5日間で200本以上を売り上げた。価格は1,598円(720ミリリットル)。

 同道の駅の久冨貴大さんは「予想以上の売れ行きに驚いている。お土産用と自分用で購入する人も見られ、広く飲んでいただいているのでは。開発者の自分たちも親しみが持てつつ、初めて見る人にも魅力も感じてもらえるようにした」と話す。

 開発は、山口県央商工会の阿知須支所と秋穂支所、地域おこし協力隊、道の駅、生産者らが一体となって1年前から取り組んだ。味わいは「すっきりと飲みやすく、後からほのかにカボチャの風味が香る」(久富さん)。

 久冨さんは「販路拡大などは考えずに当駅でのみ販売し、地元限定感を出していきたい。来年も製造が決定している。阿知須を代表する商品の一つにしていければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は8時30分~19時。

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