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宇部港に大型客船「ぱしふぃっくびいなす」寄港 7年ぶり4回目

歌で歓迎した園児らとチョーコクン

歌で歓迎した園児らとチョーコクン

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 日本クルーズ客船(大阪市北区)の大型客船「ぱしふぃっくびいなす」が10月19日、7年ぶりに宇部港に寄港した。

「ぱしふぃっくびいなす」の船内レストラン

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 同船舶は全長183.4メートル、総トン数2万6594トンで、日本の大型客船で2番目の大きさを誇る。10月10日から21日にかけての「秋の日本一周探訪クルーズ」で、寄港地として同港に入港した。

 同日8時前に入港した同船。同港では地元園児やチョーコクンが7年ぶり4回目の寄港となる同船を出迎えた。歌で乗客らを歓迎した園児の母親の嶋津さんは、「こんなに大きな船が入港する様子を実際に見て、宇部が港町であることを改めて実感した」と驚いた様子で話す。

 宇部市は、同港とときわ公園を結ぶシャトルバスを運行して、「UBEビエンナーレ(現代彫刻展)」や「世界を旅する植物館」を案内する。15時からは宇部産の車エビを振る舞うほか、17時30分からは船内で久保田后子市長が参加しての歓迎セレモニーを行って乗客をもてなす。

 乗客222人は、県内観光や港内で開かれる特産品物販を利用するなど思い思いに過ごし、同日19時に出港する。宇部を出港後は瀬戸内海ルートで発着地の横浜に向かう。

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