10月末のハロウィーンに向け、宇部・山陽小野田エリアでも趣向を凝らした商品展開や関連イベントなどで盛り上がりを見せている。
宇部の洋菓子店「ボナペティ」(宇部市常藤町5)では初の試みとして、店内のイートインスペースでハロウィーンのデコレーションを施したスイーツプレート(1,000円、ドリンク付き)を提供する。
秋商品と定番スイーツ、フルーツを盛り合わせて9月中旬から販売を開始したところ、女性層を中心に注文があり、「デコレーションを工夫しただけで予想以上の反応がある」とオーナーパティシエの佐仲佑介さん。
「3年ほど前からハロウィーン時期の売り上げが増加してきている。焼き菓子のラッピングも人気で、500円前後をまとめ買いする方が多い。昨年の同時期よりも2~3割調子が良い」と話す。
フラワーショップ「ルミエ」(同新天町2)では、この時期ならではのフラワーアレンジを施し、秋の花々が並ぶ店頭に「かぼちゃのおばけ」が登場する。
店主の松岡美恵子さんは「誕生日やお祝いなどで花を購入されるお客さんにハロウィーンアレンジを提案すると、喜んで受け入れてもらえることが多くなった」と話す。「ハロウィーンに合わせて、世界中のさまざまな形のカボチャを取り寄せたが、すでに品薄な状態」とも。
ときわ公園・湖水ホール内の「ハワイアンレストカフェ レオラ」(同沖宇部)は10月29日、店内でイベントを開く。
同店の1周年と合わせ、アーティストによるライブペイントやヨーヨー釣り、綿菓子などの縁日ブースなどのほか、湖畔のテラスでは屋台料理、DJブースを設置。店内では当日限定アレンジのロコモコやパンケーキなどを提供する。仮装した来店者には屋台料理を進呈する。
山陽小野田市の居酒屋「地産馳走 飛寅」(山陽小野田市日の出3)は同日、去年に続いて2回目の「ハロウィーンパーティ」を開く。
仮装しての来場を呼び掛け、宇部在住のプロマジシャン・高重翔さんによるマジックショーやDJタイムも行う。同店の軽食やワイン、同市内のスイーツ店「伝助」(同西高泊)や「グランシャリオ」(同日の出3)のスイーツを提供する。イベント参加にはフードチケットの購入が必要。料金は4,500円(前売りは4,000円)。