宇部・ときわ公園サッカー場(宇部市沖宇部)が12月11日、人工芝のサッカー場としてリニューアルオープンした。
常盤湖畔にある同サッカー場。今回のリニューアルは、悪天候でもプレーできる機能性や利用者の安全性、メンテナンスコストの削減などを目的に、さらなる利用促進を狙うもの。「JFAサッカー施設整備助成事業」の一環でもあり、今夏から約4カ月かけて宇部市が改修工事を進めてきた。総工費は1億2,528万円。
人工芝の面積は9500平方メートル。一般的なサッカーでは1面、少年サッカーでは2面、フットサルでは4面を取ることができる。人工芝に使うゴムチップは、夏の温度上昇を抑えるために黒ではなくベージュのものを採用したほか、人工芝とアスファルトの間の段差を一部無くすなどバリアフリーにも配慮した。
今月10日には、オープンに先駆けて記念式典とイベントが行われ、久保田后子宇部市長や市関係者や関係者が出席。市のイメージキャラクター・チョーコクンや、サッカーJ2・レノファ山口公式キャラクターのレノ丸も来場し、PK方式の始球式でオープン。レノファ山口の渡辺広大選手やコーチによるサッカー教室などのイベントが行われ、小学生ら約200人が参加した。
久保田市長は「機能性も高くなり、これからはより安全に利用してもらえるようになった。団体だけでなく、個人でも利用してもらえる。利用用途はサッカーだけではなく、ヨガや屋外でできることなど幅広く、競技以外の利用も市民から提案してもらいたい」とも。
利用時間は8時~21時。利用料は、1時間で全面=1,290円、半面=640円、4分の1=320円。利用には申請が必要。問い合わせは宇部市体育協会(TEL 0836-31-1507)まで。