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「勝栗」で受験に勝つ 美祢・厚保中学3年生に地元特産の栗でエール

「受験に勝つぞ」と意気込む同校3年生

「受験に勝つぞ」と意気込む同校3年生

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 厚保中学校(美祢市西厚保町本郷)で1月9日、「勝栗(かちぐり)で受験を勝ち抜け!贈呈式」が行われた。

3年生が受け取った勝栗とストラップ

 勝栗は栗を臼で搗(か)いて殻と渋皮を取り除いた「搗栗(かちぐり)」を、勝利祈願の縁起物として食べる慣習。

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 「地元の厚保くりを使った縁起物で受験を勝ち抜いてほしい」と、美祢・厚保のブランド栗「厚保くり」を加工・販売するマロンファーム(西厚保町本郷)が2015年から毎年、高校入試を控える同校3年生に勝栗を贈っている。

 今年は同校3年生10人の入試日に間に合うよう、日程を例年より10日ほど早めて実施。同社マスコットキャラクター「マロンちゃん」が、大歳神社(下関)で勝運向上を祈願した「祈願勝栗」とマロンちゃんが描かれたストラップを生徒代表に手渡した。

 その後、同社の焼き栗マイスターで今回の勝栗の加工を手掛けた森崎貴文さんによる「ガンバローコール」で機運を高めた。

 式終了後に勝栗を味わった男子生徒5人は「甘い」「おいしい」と満面の笑顔に。学級委員の村田樹優(きひろ)さんは「地元の人からエールをもらってありがたいし、勇気をもらえた。志望校合格に向けて勉強に励んでいるが、最後までくじけないよう頑張りたい」と気合を入れる。

 同社の北田優子広報部長は「3年生と対面し、未来へ羽ばたいていける力を感じた。勝栗の力を後押しに頑張ってほしい。故郷の味は地元を離れたとしてもしみついているもの。そうした存在になれれば」とほほ笑む。

 同社は現在、店頭で「祈願勝栗」(800円)を販売している。完売次第終了。以後、個別注文に対応する。