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JR新山口駅にカフェ「プラットファーム」 市内の船方農場、「農場直営」売りで

「山口市の食の魅力の一つとして発信していきたい」と店長の坂本さん

「山口市の食の魅力の一つとして発信していきたい」と店長の坂本さん

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 JR新山口駅構内に農場カフェ「PLAT FARM(プラットファーム)」(山口市小郡下郷、TEL 083-976-6977)がオープンして1カ月がたった。

一番人気は「農場直営の生乳ソフトクリーム」

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 山口市とJR西日本が進めてきた「新山口駅ターミナルパーク整備事業」の一環。新山口駅北口駅前広場の全面供用開始に合わせ、橋上駅舎と直結する2階のデッキに3月22日にオープンした。

 運営は、市内阿東の農畜産業や肉・乳製品の加工販売、アウトドア施設営業などを手掛ける「船方農場」グループの「グリーンヒル・ATO」(阿東徳佐下)。同グループが手掛ける初の飲食業態として出店した。

 同店では、船方農場で作られる牛乳などの乳製品をメインに、ウインナーやハーブなど同農場で生産される食材を全面に提供。店長の坂本夏実さんは「農場直営の強みを生かして情報発信を行う」と話す。

 店舗面積は約15坪。席数は、カウンター席9席、テーブル席12席。コンテナ風に仕上げた店内は、天井から植物をつるしてナチュラルな雰囲気を演出する。

 メニューは、一番人気という「農場直営の生乳ソフトクリーム」(400円)をはじめ、「季節のフルーツと生乳ソフトのパルフェ」(800円)、「あらびきウインナー」(550円)など約15種類をそろえる。「仕事帰りの一杯」の需要も見込み、アルコール類も約10種類用意する。

 坂本さんは「オープンからこれまで、駅利用客のほか出張中のビジネスマンや、地域住民の来店が多く、散歩がてら寄られる子連れのお客さまが多いのは意外だった。地域に密着している場所であることと、期待値の高さも感じている」と話す。

 「ゴールデンウイーク後からは『船方牛』のステーキや自家製チーズを使ったパニーニなど、食事のメニューを増やしていきたい。市内で生産した食材のおいしさを発信し、山口市の魅力の一つとして広めていきた。『プラ』っと寄ってもらえる場所にしてければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~22時。火曜定休。

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