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宇部で「ラベンダー祭&おのマルシェ」 ラベンダー200株、見頃間近

来場を呼び掛ける村谷会長(写真右)と、佐々木部会長

来場を呼び掛ける村谷会長(写真右)と、佐々木部会長

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 宇部市北部の「アクトビレッジおの」(宇部市小野)で6月9日・10日、初夏の恒例イベント「ラベンダー祭&おのマルシェ」が開かれる。

初夏のハーブが続々と見頃を迎えている

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 同施設内のハーブ園を管理する団体「小野ハーブネットワーク サウスバーム部会(小野観光推進協議会)」が、ラベンダーの開花時期に実施する同イベント。のどかなハーブ園付近を会場に、さまざまな企画を催す。

 ハーブ園は1200平方メートルで、約80種類のハーブを栽培している。面積の4分の1ほどを占めるラベンダーは約200株植えられ、現在は3分咲きで花穂が淡い紫色に色づき始めている。同部会の佐々木智子部会長は「今年の見頃は例年通り6月中旬~下旬になりそう」と話す。

 当日は、ラベンダーの摘み取り体験(15分100円)やスケッチ大会(小学生以下、参加無料)、同部会と宇部西高校生徒のコラボ商品「小野ハーブジュレ」などの手作りハーブ商品の販売、ワークショップ、飲食バザーなどを展開する。

 同施設ビジターセンターでは、ハンドメード作家らによる「おのマルシェ」を開く。9日は21店舗、10日は16店舗が出店し、布小物、アクセサリー、せっけん、革小物、子ども服などの販売やワークショップを行う。

 佐々木部会長は「日々の活動の成果を見せる『小さな発表会』として始めたイベントだったが、県内にラベンダーの名所が少ないこともあって口コミが広がり、天候に恵まれた年は2日間で2000人が来場したこともある。来場者が感動している様子が、やりがいにつながっている」と笑顔を見せる。

 同協議会の村谷啓介会長は地元の小野出身。「自然に親しめる環境に恵まれていること」と地元の魅力を話し、「イベントを機に足を運んでもらい、ハーブの香りや、湖から吹く心地よい風などから癒やしを感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。入場無料。問い合わせは、佐々木部会長(TEL 080-5238-7124)まで。

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