宇部・厚南に7月19日、回転すしチェーン「スシロー宇部妻崎開作店」(宇部市妻崎開作、TEL 0836-45-1001)がオープンした。
あきんどスシロー(大阪府吹田市)が展開するチェーン店で、今月に国内出店500店舗を達成した同社が全国502店舗目、山口県内では「新下関店」と「周南辻店」に次ぐ3店舗目として出店した。
場所は、周辺に飲食チェーン店などが軒を連ねる国道190号線沿い。同エリアには、車で数分の距離に「はま寿司」と「かっぱ寿司」があり、約300メートル先には2017年10月に「くら寿司」がオープン。大手回転すしチェーンの激戦区となっている。
店舗面積は約110坪で、カウンター席16席とテーブル席180席を設ける。店内には回転レーン3本を設け、全席にタッチパネルを備える。
同社広報の山田泰子さんは出店について、「数年前からエリア内で良い立地を探していた。宇部への出店は、県内でも人口が多く集客が見込める場所として決めた」と話す。ファミリー層を中心に幅広い客層をターゲットに据える。
提供するメニューは、人気上位の「まぐろ」や「はまち」、「いか」など定番80種類に、「フライドポテト」(以上100円)や「茶わん蒸し」(180円)などのサイドメニューと期間限定メニューを合わせた約130種類。タイやハマチなどは店内で調理し、品質にこだわる。客単価は1,000円前後。
山田さんは「おいしさにこだわったすしを安く提供することがモットー。お客さまには当社のおいしさや原価率50%に挑戦していること、一軒のすし屋から始まったことなどを知ってもらいたい」と話す。
「山口県内にやっと3店舗目をオープンすることができた。今後も出店にふさわしい立地を探しながら、県内でも積極的に展開を進めていきたい」とも。
営業時間は11時~23時(土曜・日曜・祝日は10時30分~)