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宇部に居酒屋チェーン店「ふくの鳥」 鶏料理主力、県内出店進める

ちょうちんで明るく照らす「ふくの鳥」の外観

ちょうちんで明るく照らす「ふくの鳥」の外観

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 JR宇部新川駅近くに3月14日、鶏料理が主力の居酒屋チェーン店「ふくの鳥 宇部新川店」(宇部市上町1、TEL 0836-38-3131)がオープンした。

オープンキッチンのカウンター席

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 首都圏で居酒屋「福の花」と「ふくの鳥」を展開する「ベアーズコーポレーション」(文京区)の直営店。同社の中嶋唯雄社長が山口県出身で、地元貢献の一環として2011年1月から山口県内で出店を進めており、「ふくの鳥」の出店は徳山店に次ぐ2店目。

 場所は、焼き鳥居酒屋「呑々III」跡。店舗面積は26坪。オープンキッチンに面したカウンター席8席、テーブル席16席、ロールスクリーンなどで仕切れる座敷席20席、個室6席を用意。外観はちょうちんで飾ってにぎやかさを演出する。

 店長を務める隅田洋さんは、山口エリア長として山口県内を任されている。「山口県民は郷土愛が強く、人のつながりが深い。歴史や文化があって、おいしい食べ物も多く、魅力があるところだと感じている」

 同店の主力メニューは「焼き鳥」と「水炊き」。焼き鳥は、長ネギの代わりにタマネギを使い、ガーリックパウダーをかける「長門焼鳥」スタイル。長州どりのももや砂肝(以上140円)、自家製つくね(170円)、鶏しそ巻き(160円)など14種類を炭火焼きで提供。水炊きは、「濃厚なスープ」が売りで2人前2,360円。

 単品料理は約40種類。鶏レバーをボイルした「絶品レバー」や「鶏わさ」(以上430円)、「長州どりの鍬焼き」(650円)など鶏料理を多くそろえ、80種類以上のドリンク飲み放題が付くコース3種類(4,000円~)も用意する。客単価は3,200円。

 オープンから1カ月。メインターゲットの40~50代のビジネスマンをはじめ、カップルや60代以上の来店もあり、週末を中心に満席の日が続いている。〆のラーメンを求める来客もあるという。

 隅田店長は「宇部新川店を地元で愛される店に成長させ、今後も県内の主要エリアに出店してにぎわいと雇用を創出したい。当社は社員の独立制度を設けて人材育成に力を入れている。飲食業界で夢をかなえたい人も声を掛けてほしい」と話す。

 営業時間は17時~23時30分。日曜・祝日定休(祝日の前日は営業)。

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