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JR小野田駅前に大衆居酒屋「酒場ビッグ」 店名にちなんだビッグサワーも

店主の柏村さん(写真右)と、チーフの濱野さん

店主の柏村さん(写真右)と、チーフの濱野さん

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 JR小野田駅前に7月6日、大衆居酒屋「酒場ビッグ」(山陽小野田市日の出3、TEL 0836-43-9299)がオープンした。

宴会利用もできる店内の様子

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 店主は、活魚料理を提供する山陽小野田の居酒屋「若新」(新生2)で長く店長を務めた柏村雅彦さん。勤続20年を機に、同店で調理を担当していた濱野正和さんと共に独立し、同駅前の伊藤仙ビル1階に出店した。

 柏村さんと濱野さんは同い年で、20代の頃から「2人の店を作りたいと夢見ていた」という。「私たちと同じ40代男性の憩いの場をイメージし、日常使いできる価格帯でメニューを考えた。飲食を通して、お世話になった地域に貢献したい」と柏村さん。

 店舗面積は約30坪。明るい木目調や白を基調に店内を全面改装し、テーブル席44席、カウンター7席、最大8人が利用できる個室を設ける。名物料理を作るための「藁(わら)焼きスペース」やいけすを備え、スポーツ観戦や映像視聴ができるようにプロジェクターも設置する。

 メニューは、魚の干物や珍味、おつまみ、揚げ物など、定番の居酒屋メニューを中心に約60種類。名物料理には、藁焼きで提供する「特撰(とくせん)和牛火あぶりの刑」、大分で取れたアジを使う「活あじ100タタキの刑」(以上980円)を用意し、今後は日替わり料理も提供していく。コースは2,500円~。

 ドリンクメニューは、生ビール(小=380円)や角ハイボール、カクテル(以上400円)、地酒を中心とした日本酒(600円~)など、約60種類。店名の「ビッグ」にちなんで、1リットルジョッキにレモンサワーを注ぎ、凍った輪切りのレモンを連ねて飾る「ザ・ビッグタワーサワー」(750円)も提供する。客単価は3,000円~3,500円。

 濱野さんは同店でチーフを務め、前店同様に調理を担当する。「オープンカウンターなので、お客さまとの会話も楽しみたい。まずは顔を覚えてもらい、皆さんに親しまれる存在になれれば」と笑顔を見せる。

 オープンから1カ月がたった。柏村さんは「利用年代は幅広く、予想以上に女性の利用が多い。比率は男性6割、女性4割」と振り返り、「にぎやかに飲める、ストレス発散の場として楽しんでほしい。これまでに縁がなかった人たちとの、新たな出会いも楽しみ」と期待に胸を膨らませる。

 営業時間は17時~23時(ラストオーダー)。日曜定休(祝日の場合は翌日)。

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