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宇部の「山本写真機店」がチャリティー写真展 7月豪雨受け、18作品展示販売

「平成30年7月豪雨」を受けて行うチャリティー写真展「Ima/COLOR」

「平成30年7月豪雨」を受けて行うチャリティー写真展「Ima/COLOR」

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 宇部の「山本写真機店」(宇部市中央町1、TEL 0836-31-5005)で現在、チャリティー写真展「Ima/COLOR(いまから)」が開催されている。

自然の風景や瀬戸内海を写した写真も

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 7月上旬に西日本を中心に被害をもたらした「平成30年7月豪雨」を受けて行う同展。同店の山本陽介さんが企画し、これまでに縁のあるプロ写真家に声を掛けて18作品を展示販売。売り上げの全額を義援金として寄付する。

 「連日のニュースや被災地の状況を知る中で、いてもたってもいられない思いだった。写真屋としてできることを考える中で、少しでも役に立てればと決めた」と山本さん。「すぐに開こうとも思ったが、開催までには葛藤する気持ちを整理する時間も必要で、写真家の方々とも相談しながら進めてきた」と話す。

 出展作家は、浅田政志さん、在本彌生さん、内田ユキオさん、かくたみほさん、泊昭雄さん、中川正子さん、西山勲さん、ハービー・山口さん、濱田英明さん、広川泰士さん、広川智基さんの11人。展示する写真には、各写真家がコメントを寄せているほか、瀬戸内の風景を写したものや自然の情景など国内外で撮影された作品が並ぶ。

 初日からの2日間で県内外から50枚以上の注文があったほか、これまでの5日間では約90枚を販売したという。価格は1万円(各20枚)。売り上げの全額は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の被災地支援事業を通して寄付する。

 「何かしたいと思いを抱えたままの人も多いはず。寄付される方の理由はそれぞれだが、既に多くの賛同をいただいており被災地を思う気持ちを感じている。写真の力で支援できれば」とも。

 営業時間は9時~19時(日曜は10時~18時)。

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