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山口舞台の映画「ワイルドツアー」、YCAMで初上映へ 地元高校生参加

三宅唱監督と、出演者の地元高校生・栗林さんと安光さん(右から)

三宅唱監督と、出演者の地元高校生・栗林さんと安光さん(右から)

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 山口市内を舞台にした映画「ワイルドツアー」の初上映が8月10日、山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)で行われる。

映画の魅力を話す三宅監督と安光さん、栗林さん

 同館が展開している映画製作プロジェクト「YCAM Film Factory」の第4作。映画監督に三宅唱さんを迎え、今年1月に開催した「中高生向け映画製作ワークショップ」に参加した中高生の中から出演者を選出した。

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 ストーリーは、山口のアートセンターで開かれたワークショップ「山口のDNA図鑑」に参加した中高生の日常を描き、その人間模様にフォーカスする。同館を中心とする市内を舞台に、秋穂や徳地などでもロケを行い、植物や音、風景など山口の自然にも着目する。上映時間は67分。

 撮影は、2月に12日間かけて行った。ワークショップに参加者する中学生役を山口市内の高校1年生の安光隆太郎さんと栗林大輔さんが演じるほか、山口市や宇部市の中高生が映画に初挑戦した。作中に登場する大学生のファシリテーター・中園うめ役には宇部出身の伊藤帆乃花さんが出演する。

 三宅監督は「作品のタイトルには、ワイルドな自然や人間のワイルドな一面という意味合いを込めた。昨夏から山口に滞在してロケハンを行い、ストーリーの骨格を考えてきた。安光君や栗林君と出会い、そこからストーリーの細やかなところを詰めていった。とても自由な発想でアイデアをくれて、初めてとは思えない伸び伸びとした演技ぶりを見せてくれた」と話す

 「リアルで生々しいようなゴツゴツとした映画に仕上がった。撮影地での初上映はうれしい。普段見ている景色や高校生や植物などを、映画を通して見ることで意外性や新たな発見をしてもらえたら」とも。

 当日は、3夜連続で実施する屋外上映イベント「真夏の夜の星空上映会」の初日。三宅監督や栗林さん、安光さんによる舞台あいさつも行い、映画の見どころなどを伝える。開催時間は19時30分~。10月8日にも同館で上映を予定する。

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