宇部市中央町に10月4日、串揚げ居酒屋「一心(ひとこころ)」(TEL 0836-39-8475)がオープンした。
同所で2013年から営業してきた「天空。」から経営を引き継ぎ、業態はそのままに店名を変更して開いた同店。運営は、市内で飲食店を展開する西前慶佑さんが手掛ける。
席数はカウンター6席、テーブル席30席。個室風にしたテーブル席には各卓にフライヤーを備え、セルフスタイルで具材を揚げながら楽しむ。幅広い世代やシーンをターゲットにしながらも、30代~40代の女性客やカジュアルな接待利用を見込む。
提供する串メニューは、約40種類。「国産豚ロース」(200円)や「黒毛和牛」(350円)、「ホタテ貝柱」(250円)などの肉や魚、野菜を中心に、ソースの種類をオリジナルの「創作串」に注力し、「イクラとタルタルサーモン串」(330円)やバジルソースを添える「モッツァレラと生ハム」、食べるラー油をかける「レンコンギューザ」(以上210円)などを用意。テークアウトにも対応する。
そのほか、刺し身(880円~)や一品料理もそろえ、「牛タンの塩焼き」(1,380円)や「シイタケと魚介のアヒージョ」(1,100円)など30種類をそろえる。アルコール類は、生ビール(550円)やハイボール(400円)、焼酎(450円~)など豊富に140種類以上を提供する。
ランチタイムは予約制で営業を行う。夜メニューとは趣向を変え、肉をメインにした「とろける牛カツ御膳」と「はみでるかぶりつきステーキ丼」(以上1,280円)の2種類を提供する。
「店名は変わったがメニューの大半はそのままに、スタッフも引き継いで営業をスタートできた。串揚げは一次会のイメージが強いかもしれないが、一品メニューやドリンク類の充実で二次会利用にも力を入れていきたい」と西前さん。
「店名は、寄り集まっていただけるようにと思いを込めた。おもてなしの心を大事に、大切な時間を過ごしてもらえるような店にしていきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、16時~23時。月曜定休(祝日の場合は営業、火曜定休)。