サッカーJ2リーグが2月24日に開幕し、レノファ山口FCはホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)で柏レイソルと対戦する。
開幕前に、レノファは「プレシーズンマッチ」でJ1チームと対戦した。2月11日のサンフレッチェ広島戦は0対1で敗れたが、2月17日のセレッソ大阪戦は新加入の吉濱遼平選手がゴールを決めて1対0で勝利。「戦術の理解度、浸透度のようなものは上がってきた。手応えと課題の両方が出た、最高のプレシーズンマッチだった」と霜田正浩監督。
開幕戦では柏レイソルと初対戦する。柏は2011シーズンから昨季までJ1にいた強豪。日本代表GKの中村航輔選手やブラジル人FWクリスティアーノ選手、元レノファの小池龍太選手らが所属し、「1年でのJ1復帰」を目指している。
三幸秀稔主将は、かつてチームメイトだった小池選手を「なるべくボールを触らせないように」と警戒しつつ、「初戦なので、相手の戦い方をいろいろと想定して臨まなければいけない部分もある。対応できる準備はしている。相手のゴールに向かい続けることが僕たちの強みなので、90分間を通してやり続けたい」と意気込む。
開幕戦で勝利を挙げるためのポイントについて、霜田監督は「粘り強く戦うことが大切。セレッソ大阪戦のようにしっかりした守備をして、相手にチャンスを作らせない。そして僕らがチャンスをたくさんつくるのが理想的な展開。相手をリスペクトするけれど、怖がらない、下がらない、ひるまないことも大事」と話す。
当日はホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が12時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」や「ホームタウン」のPRブースなど、多彩なイベントを展開。場外にはマジシャン・Mr.MANE(ミスターマネー)さん、防府市立松崎小学校吹奏楽部(14時50分~)が登場し、ハーフタイムにはボーカルチーム「アンリミテッドトーン」のドディさんによる「スタジアムライブ」も行う。
16時キックオフ。