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宇部でJALの「スポーツ能力測定会」 最新技術で測定、アスリートの助言も

宇部出身の女子プロ野球選手・磯崎さんらと体力測定に臨む子どもたち(提供写真)

宇部出身の女子プロ野球選手・磯崎さんらと体力測定に臨む子どもたち(提供写真)

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 宇部工業高校(西琴芝1)で2月23日、JAL(日本航空)が主催する「JALネクストアスリートプロジェクト スポーツ能力測定会」が開かれた。

「ジャンプ力」や「バランス力」などを測定(提供写真)

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 同イベントは、子どもたちの体力・運動能力の向上を目指し、JALが全国各地で専用の測定機器を使って実施する。測定会にはプロのアスリートなどを招待し、子どもたち一人一人の特性に合ったスポーツに出合えるようアドバイスを行う。

 全国で24番目、山口県では初の開催となったこの日は県内の小学生から高校生まで346人が参加し、「ジャンプ力」や「ステップ力」、「バランス力」など6種目を測定。元ボクシングWBC世界バンタム級王者の山中慎介さんと宇部市出身の女子プロ野球選手・磯崎由加里さんからアドバイスを受けた。

 CGアニメーションやゲームなどに用いられる「モーションキャプチャ技術」を活用して体の動きをデジタル化し、高さ・タイム・スピードなどを正確に計測する。バットを振って行う「スイングスピード」の測定では現役選手の磯崎さんが子どもたちに腕の振り方などを指導した。

 有名アスリートから直接指導を受けた児童は感動の様子で「今の自分の体力がよく分かった。これからいろいろなスポーツに挑戦してみたい」と話す。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの「オフィシャルパートナー」を務めるJALは、今後も全国各地を回り、スポーツ振興やオリンピックの機運醸成を図りたいとしている。

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