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山口で「新進アーティスト大賞10年展」 地元作家によるワークショップも

気鋭の地元作家14人の作品を展示する会場

気鋭の地元作家14人の作品を展示する会場

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 「やまぐち新進アーティスト大賞10年展」が現在、山口・中河原町の「クリエイティブ・スペース赤れんが」(TEL 083-928-6666)で開かれている。

新進気鋭の地元作家を紹介

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 山口市在住または市内に活動拠点を置く若手アーティストの発掘や支援・育成を図ろうと2008年に始まったコンテストの10年間の総括として行われる。これまで大賞を受賞してきた陶芸家や画家、家具職人など14人の作品を1点ずつ展示する。

 作品は受賞後に制作されたもので、作家のプロフィルと合わせて紹介する。初日の3月10日には約150人が来場した。市交流創造部の二段正吾さんは「10年の節目に、まずは新進気鋭の地元アーティストの『今』を知ってもらいたい」と話す。

 展示期間中には、作家が直接指導するワークショップも行われる。3月16日には、ガラス彫刻のコップや木の時計作りの指導が行われるほか、21日には自然素材を使うおもちゃ作りや動画制作の教室が開かれる。

 最終日の24日には作家6人によるトークイベントも予定。陶芸家の渡邉陽子さんや木工作家の竹部徳真さんらが、制作の様子や山口についてクロストークを行う。

 二段さんは「作家・作品の良さを知ってもらってファンを増やし、市民とアーティストの距離を近づけたい。アートで山口を盛り上げていければ」と話す。

 開館時間は9時~17時(最終日は15時まで)。期間中、18日と22日は休館。今月24日まで。

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