山口博物館で変わった名前の植物展示-「スブタ」や「クサイ」など

植物の形や性質などの特徴を名付けたものも多い

植物の形や性質などの特徴を名付けたものも多い

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 山口県立山口博物館(山口市春日町、TEL 083-922-0294)で4月8日より、スポット展示「すてき名植物」が開催されている。

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 同館の常設展示室にあるスポット展示コーナーで行われているもので、博物館所蔵の25万点の標本のうち、面白い名前の植物にスポットを当てて選定した標本を紹介している。「長い名前・短い名前」「外国語のような名前」「平安歌仙?な名前」「性状から付いた名前」「チョット臭う名前」「場所に因んだ名前」「動物?な名前」「おいしそうな名前」の8カテゴリー、19種類を解説付きで展示。

 「短い名前」ではイグサ科の多年草「イ」を、「長い名前」ではアマモ科の「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」などを展示。「おいしそうな名前」では、トチカガミ科の1年草「スブタ」を紹介しており、今回展示されていないが「オニク」という名前の植物も存在するという。

 同館学芸員の嶋村拓実さんは「最近は理科離れ、特に植物離れが進んでいるので、植物に親しむきっかけになれば」と話す。同館では4月20日、山口・法泉寺付近で春の草花を見ながら、植物観察の仕方や基本的な仕組みを学ぶ親と子の植物観察会「春の植物を訪ねる」も予定している。

 開館時間は9時~16時30分。月曜休館。入場料は、大人=130円、大学生=80円。6月1日まで。

山口県立山口博物館昭和の町並みを復元-山口博物館で「近くて懐かしい昭和展」(山口経済新聞)1800年代刊行のアンティーク本一堂に-渋谷で「博物画」企画展(シブヤ経済新聞)「花」をモチーフにしたアート写真のグループ展-色彩豊かな作品紹介(サカエ経済新聞)(©マルニ)

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