2人分のハンドルと座席を備える「タンデム自転車」の体験試乗会が8月31日、山陽オートレース場(山陽小野田市埴生)で開かれた。
タンデム自転車は、視覚障がい者や脚力が弱い人でも乗車できることから「パラサイクリング(障がい者の自転車競技)」で使われている。
山陽小野田市は、2015(平成27)年から取り組むパラサイクリング普及活動の一環として、一般市民らが参加できる初心者向け試乗会を4回(8月31日、9月7日、9月28日、10月5日)開催し、2020年の東京パラリンピックに向けた機運醸成を図る。
試乗会では、パラサイクリングやタンデム自転車の交通ルールなどを学んだ後、オートレース場の走路でタンデム自転車に乗車する。
初回の同日、小学生の親子連れや高齢者、全盲の視覚障がい者など、市内外から定員を上回る13組が参加し、やや傾斜のある走路を走行。風を切って走る爽快感に参加者は「思っていたよりも怖くなかった」「もう一周乗りたい」と笑顔を見せていた。
山陽小野田市シティセールス課地域政策係の隈田勇樹主任主事は「自転車を見るだけと実際に乗車するでは大違いのようで、和気あいあいと楽しんでいただけた。家族や友達、夫婦、恋人で参加していただき、コミュニケーションを取る機会にもしてもらいたい」と呼び掛ける。
山陽小野田市は2020年東京パラリンピックの事前キャンプ地として、パラサイクリング日本ナショナルチームを受け入れる。隈田主任主事は「市の普及活動は今年で4年目を迎え、応援の輪の広がりを感じている。2020年に向けてさらにファンを増やして盛り上げていければ」と意気込む。
小学生以上の2人一組(中学生以下は保護者とペア)で申し込む。定員は各回先着10組20人。参加無料。要事前申し込み。申し込み締め切りは、9月28日の回=20日17時、10月5日の回=9月30日17時。開催時間は9時~11時。荒天中止。問い合わせは山陽小野田市シティセールス課地域政策係(TEL 0836-82-1241)まで。