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宇部・厚南の介護施設で認知症テーマの「ふれあいカフェ」 個別相談や交流も

「気軽に相談できる場としてお越しいただければ」と奥西専務取締役(写真前列右から2番目)

「気軽に相談できる場としてお越しいただければ」と奥西専務取締役(写真前列右から2番目)

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 宇部・厚南の介護施設「有料老人ホーム きわなみ」(宇部市際波、TEL0836-45-0500)で2月20日、認知症をテーマにした交流イベント「ふれあいカフェ」が開かれる。

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 宇部市が市内の病院や介護施設、民間の交流スペースを活用して行う「認知症カフェ」の一環。認知症高齢者やその家族、地域住民、専門職が集い、認知症や介護のことを気軽に相談できる場を提供する。

 市内12カ所目の登録施設となった同施設は、昨年12月19日に初めてイベントを開き、毎月第3木曜に実施している。これまでの2回は、60~70代の高齢者を中心に約25人が参加。アート作品の制作や三味線演奏の鑑賞なども行い、和やかな雰囲気で行われた。

 当日は、地域の介護福祉士や看護師、宇部市職員なども参加し、「宇部民謡愛好会」によるパフォーマンスや認知症予防体操、参加者同士の交流、認知症に関する個別相談を行う。

 奥西直子専務取締役は「軽度の認知症の場合は自宅で生活されている方もいらっしゃるが、日々を支える家族や周りの方に正しい知識がないこともあり、相談先が分からずに抱え込むケースもある。そのような方の受け皿になり、地域に貢献できればと考えてきた」と話す。

 「厚南エリアでは初の『認知症カフェ』。世代を問わずに認知症について知りたい人や知識を深めたい人に気軽に参加してもらいたい。認知症になるとご本人も家族も外出が不安になり、自宅に閉じこもりがちになるが、この機会を利用してもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~15時30分。参加費は100円。

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