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宇部に「レンタル絵画」サービス 収集作品貸し出し、就労支援の仕組みも

「自分が本当に好きだと思ったものを貸し出ししている」と横山敬子さん

「自分が本当に好きだと思ったものを貸し出ししている」と横山敬子さん

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 絵画を貸し出すサービス「ギャラリー四葉(しよう)」(宇部市西岐波、TEL 0836-51-5981)が3月16日、宇部市でサービスを開始した。

きっかけとなった絵画

 店主の横山敬子さんが所有する絵画を企業や施設、店舗などに貸し出すサービス。数多く集めた作品を自分一人で楽しまずに多くの人に紹介したいと、実店舗は構えずにウェブサイトやカタログを用意し、メールや電話で注文を受けて運搬・設置までを行う。

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 提供する絵画は、油絵が81点、版画が10点、日本画が1点の計92点。画家は、横山さんが教えを受けたこともある宮下実のほか、黒田頼綱・久美子夫妻、大津英敏、アレンバックなど、国内外の作家の作品をそろえる。サイズは、大型(40~60号)、中型(20~30号)、小型(3~15号)の3種類があり、レンタル期間は3カ月から。レンタル料は月額5,500円からでサイズや保存状態によって異なる。運搬、設置は無料。

 サービスを始めたきっかけは、横山さんの三男・圭司さんが勤務している障がい者就労センター「セルプ藤山」(西平原4)に絵画を飾ったことだという。

 「最初は、ただ絵を見てもらいたいという思いで貸し出したところ、設置作業を施設のスタッフの方に手伝ってもらったことで、運搬・設置作業を依頼すれば工賃として還元できるのではないかと考え、話を持ち掛けた」(横山さん)。

 現在は、運搬・設置作業を「セルプ岡の辻」(西岐波)に委託し、サービスを利用することで障がい者の就労支援につながる仕組みになっている。

 横山さんは「自分の好きな作品を紹介したいという思いで始めた。作品をしまい込んでおくのではなく、多くの方に見ていただける方が作家にとっても良いのではないかと思っている。今後も提供する作品を増やしたい。ゆくゆくは収集時に画廊で聞いたこぼれ話や、作家についての紹介もしていきたい」と笑顔を見せる。

 電話受付時間は10時~17時。第2・第4土曜、日曜、祝日定休。

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